氷上低温殺菌牛乳は、関西では一番早く今から20年以上前、兵庫県有機農業研究会の特に消費者の方からの要望で作り始めました。 当初、厳しい条件を言ってこられる消費者の方に対し、組合内部でもお受けするかどうか随分もめたようです。しかし、地元の牛乳をよりよい形で飲みたい、広めたいという消費者の方々の熱意に押され、ついに製造を決定。今までに無かった低温殺菌牛乳の殺菌機などを購入するなど工場の設備を整えたり、生産者には、乳質を良くしていただく為に指導をしたり、共同購入の配送コースを整備したり、と進み始めて約1年かけてやっと製造、販売にこぎつけたのでした。
「生産会」のメンバーは現在6名ですが、出来るだけ少頭飼いで有機的に営む生産者を当初は10名選び、初めは乳質の悪い牛を淘汰するなど、とても厳しい条件で乳質の向上を図った様です。こうして会の乳質が良くなったのをきっかけに、組合員みんなが自分たちにも出来るという思いになり、丹波市(旧氷上郡)の乳牛全体の乳質が向上するという効果もありました。
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製造を始めてからもいろいろと、問題は起こりました。阪神大震災により、消費者の方がぐんと減ってしまったこと、遺伝子組み換え技術により、牛の飼料に不安が生じ、平成10年に全国でもいち早く組合員全体で取り組みを開始した、非遺伝子組み換えトウモロコシ(飼料)の利用も、やはり直接かかわる消費者の声があってこそ実現しました。また工場の方も、事ある毎に、より良質の低温殺菌牛乳を作るため、機械の入れ替えは勿論、生産工程の改変までも行ってきました。こうして、低温殺菌牛乳という一つの商品とその生産者、消費者を通して、組合全体が、常に消費者の方に納得していただける方向にこだわりを持って進んできたのです。
そして、今、大手メーカーと同じ土俵には立たない・・・とまだ低温殺菌牛乳の全体に占める割合は少ないものの全ての牛乳を低温殺菌でお届けできる事を目指しています。 |
氷上パスミルク生産会
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氷上低温殺菌牛乳の指定生産者です。発足以来、多少のメンバーの入れ替えを経て、現在7名となっています。
主な活動は、毎月一回の定例会。年間行事としては、消費者の方々との交流会や、2ヶ月に1回の氷上パスミルクの会(これも消費者の方との会合です)。さらに、総会、研修、所属する兵庫県有機農業研究会の各種行事への参加、時には提携先の消費者団体のお祭りや総会にも参加しています。
定例会では、主に、乳質や飼料、飼育方法について、情報交換したり、事務局からその時々の消費者の方の声を伝えたりしています。 |
氷上パスミルクの会
生産者と消費者、そして当組合が一堂に集まる会として、最低2ヶ月に一度は開催されます。そこでは、消費者の方の意見をお聞きしたり、生産者の現状をお伝えしたりしています。また、年に2回は丹波で交流会も行っています。